要領の悪い部下・同僚
「逆算思考」の活用で考え方や行動が変わる!
どの職場にも要領の悪い人はいるもので、時間に追われながらモタモタしている姿は見ている方も辛いもの。
こういう人には「逆算思考」の考え方を教えてあげましょう。逆算思考とは、仕事の納期や完成時期から逆算して行動を決めていく思考法。目標が明確になることでプロセスが変わります。
また、要領が悪い人は自分の思考の枠だけにとらわれがち。お手本となる人の行動や考え方を観察し、マネをすることから始めてもいいでしょう。
「とにかく頑張る」という積み上げ思考ではなく、ゴールから逆算する思考法だと、プロセスが明確になります。やるべきことを整理して、要領の悪さを改善しましょう。
解決策
・ゴールから逆算する「逆算思考」がおすすめ。
・目標が明確になれば、行動と考え方が変わる。
・手本となる人のマネをすることから始めよう。
会話を避ける部下・同僚
メールに逃げていると次第に「対人恐怖症」に・・・
今や仕事上の連絡もメールが当たり前。とでも便利なツールなのですが、一方でリアルなコミュニケーションが苦手になり、会話を避けたがる若い社員が増えているのも事実です。
コミュニケーションで失敗することを恐れるあまり、メールに逃げてしまいがちなのです。状況が加速していくと対人恐怖症に陥ることもあり、仕事に支障をきたす前に、意識して会話の機会を持つように仕向けていくことが大事です。
解決策
・失敗したくないからメールに逃避してしまう。
・状況が進むと「対人恐怖症」に・・・。
・会話の機会を持てるよう仕向けるべき。
先に言い訳の予防線部下
自分のプライドを守り評価を下げないための保険!?
若い社員は失敗することで成長していくものですが、ミスを認める前に、常に言い訳が先に立つ人がいます。
「体調が悪かった」「お客様が強引で・・・」などの弁解や言い訳をして予防線を張ることで、「自分に能力がないからではない」ことをアピール。それによって自分のプライドが守られ、上司からの評価も下がらない・・・という状況を作ろうとしているのです。言い訳の本質を見極めて、安易に認めないことが重要です。
解決策
・自分の能力のせいではないことをアピール。
・プライドが守られ、自己評価が下がらない。
・言い訳を安易に認めないことが大事
過小評価ばかりの部下
自分の手柄と思えない否定的思考が成長を妨げる
プロジェクトの成功をほめてあげたのに、なんだかあまり嬉しそうじゃない・・・というとき、その部下は自分を過小評価するネガティブ思考の持ち主かもしれません。自分に自信がなく、成功しても自分の能力によるものと思えない否定的思考。決してやる気がないのではなく、自己評価の低さゆえに、自信のない自分が常にそこにいるのです。成功するわけがない・・・という心理に陥る人には、日頃から自信を植え付ける言葉をかけましょう。
解決策
・自分を過小評価するネガティブ思考。
・自分の力ではない、という悲しい思い込み。
・成果を見つめてほめていくことが大事。
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