こんにちわ。マボロシです。
僕は現在、配達員として働いています。
配達員は全国津々浦々色んなところを配達しているだけあって、会社の規模は大きく、従業員だってたくさんいます。
それだけいろんな人間がいる中で、ズバッて言うと嫌いな人間だって少なからず出てきます。
これは人間生きていると誰でも感じることなんじゃないでしょうか?
生まれてきてから、幼稚園・保育園から始まり小学校へ行き、いきなり集団生活の中に放り込まれる。
そこで人間関係を学び、中学、高校、大学・専門学校。
で、社会に放り込まれて荒波にもまれる。
生きてきて、「あ、この人とは合わないわ」
そんな人間とは関わらない選択が一番正しいし、楽な事は知ってます。
でも、学校はそれでいいかもしれませんが、社会は違うんですよね。
「合わない」と感じる人と一緒に仕事をしていかないといけません。

仕事上の悩みは絶えないものです。特に最近では、仕事は嫌いじゃないけど、人間関係が辛くて辞めてしまう人も多くいます。
周りの影響ばかりでなく、自分自身、頑張らなければならないのになぜかやる気が出なかったり、気持ちをふさぎ込んでしまって仕事ができなくなってしまう状況に陥った経験は、働く社会人の方であれば誰しもが経験した事があるんじゃないでしょうか?
こうした状態は、自分が悪いのだと無理をしすぎて、体を壊したり、ストレスでうつになってしまったりする人が増加しており、ニュースなどでもよく耳にします。
そんな悩ましい人間関係。でも、人間関係さえよくしていけば、もっと働きやすい環境になり、自分自身がより成長していける!そうは思いませんか?
自分の思い通り、とまではいきませんが、少しでも自分が働きやすい環境にするために人間関係を良くする方法をこれから紹介していきたいと思います。
上司との人間関係を思い通りにする。上司のタイプを見極める!
タイプは全部で4つ。目標達成のPと集団維持のM。
職場では、自分がどんな上司とどんな関係性を築くかで、仕事がうまくいくか、出世はどうなるかが、決まってしまいます。
そのためには、まず上司が、どういったタイプのリーダーなのかを見極めることが大事です。
このタイプ分けには、社会心理学者の三隅二不二氏によって提唱された「PM理論」を使うのが有効です。
PM理論は、どんなリーダーシップをとると組織の生産性が高まり、集団が維持できるのかを明確にした理論ですが、逆に組織内から見た上司を分類する場合にも適した方法です。
PM理論のPは、目標達成機能「パフォーマンス機能」の略。
Mは集団維持機能「メンテナンス機能」の略です。
タイプをP機能とM機能の発揮度の強弱により、大文字小文字で表して、
PM,Pm、pM、pm
の4種類に分類します。
PとM両方が大文字の「PM型」が理想的で、仕事の内容や経営状況のいかんを問わず、組織の機能がフルに発揮されるというわけです。
果たして上司は、どのタイプなのでしょうか。そのまま黙って従うべきなのか、あるいはフォローに回るべきなのか。
それが分かると、自分の立ち位置を考える事ができるのです。
PM理論による上司の4タイプ
pM型・・・集団維持力が高い・目標達成力が低い
面倒見はいいが、達成の意思が弱く生産性が低い
PM型・・・集団維持力が高い・目標達成力が高い
面倒見が良く、目標達成の意思も強いため生産性も高い
pm型・・・集団維持力が低い・目標達成力が低い
目標達成の意思が弱く、部下への理解も生産性も低い
Pm型・・・集団維持力が低い・目標達成力は高い
目標達成の意思が強く生産性も高いが、部下への理解度が低い
PM型リーダー以外には、サブリーダーが必要!
Pm型リーダーに必要なのはpM型サブリーダー
チームの結束力を高める集団維持の人間関係をフォローする立ち位置に配置。
pM型リーダーに必要なのはPm型サブリーダー
生産性を高め、目標達成をフォローする立ち位置に配置。
上司とうまくやるテクニック
心証を良くするために自己呈示のアピールをする
自分の上司に気に入られたい、評価されたいという気持ちは誰にでもあります。
そこで、心理学の「自己呈示による印象操作」を使って、上司との人間関係をうまく構築してみてはいかがでしょうか。
アメリカの心理学者ジョーンズとピットマンは、
自己呈示を「取り入り」「自己宣伝」「示範」「威嚇」「哀願」
の5つに分類します。これを仕事に合わせて使い分けます。
「取り入り」は、たとえば「ゴマすり」や「同調」があります。
ずるいようにも思えますが、これも立派なコミュニケーション手段です。
しかし度が過ぎると、上司だけでなく同僚にも卑屈な奴だと思われてしまうので、気をつけましょう。
「自己宣伝」は、自分の能力をアピールする事。
控えめなのが美徳と思われがちですが、仕事では能力や業績をしっかり明示しておくことは大事です。
ただし、やりすぎると「うぬぼれている」と思われますので注意です。
「示範」は、他人を援助したり、貢献的に努力したりすることで示します。
公明正大さが必要な仕事にはうってつけの自己呈示でしょう。
ただし、自己呈示は仕事の成果に色を付けるスパイスなので、お間違えなく。
自己呈示による印象操作
取り入り
- ゴマすり
- お世辞
- 同調
やりすぎると「卑屈な奴!」なんて思われたり。
自己宣伝
- 資格や能力をアピール
やりすぎると「うぬぼれ屋め!」なんて思われたり。
示範
- 他人への援助
- 献身的努力
やりすぎると「頑張ってますアピール?」なんて思われたり。
威嚇
- おどし
- 怒る
やりすぎると、仕事ではパワハラに。
哀願
- 懇願
- 自己批判
やりすぎると、二度三度使うと無能だと思われる。
まとめ
今回の記事のまとめです。
上司のタイプを見極める!
- 上司はPM理論で4つのタイプに分類する。
- タイプごとの行動予測で関係改善を
- 改善が為されると生産性もUP!
上司とうまくやるテクニック
- 自分のアピール法を5つに分類。
- 状況に合わせて、自己呈示を使い分ける
- やりすぎると、逆効果に
以上がまとめです。
僕の職場でいえば上司が4月から変わったので、まだPM理論に基づいていえば掴みきれていません。
ですが、新しい上司に5つのアピール法で自分がしていることは若干の「取り入り」と露骨な「示範」、たまーにの「威嚇」(仕事が本当にできない人って、たぶんどこの会社にもいると僕は思っているのですが、その人に対して本当に周りが迷惑しているんだけど、怒るタイプの人じゃなかったり、歳の関係もあって言えない。そんな場合に中堅的な位置にいる立場として、叱る意味を込めての威嚇です。)です。
ただ、記事にも書いてある通り、やり過ぎると逆効果。
何事もバランスよく、周りを見渡して客観的に自分を分析して自分はどういうポジションの人間なのか?
まず自分の置かれている立場をわきまえた行動と、会社への貢献で、周囲からの評価につながると僕は思っています。
そのうえで、こういった心理学を取り入れてもっと周りの環境を自分のためによくしていこう!っていうのが目的なので、これからどんどんこのような記事を書いていこうと思います。
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